■ 天然ガス車とLPG車

石油を凌ぐ埋蔵量を持っていると予想されている天然ガスを燃料として使用しているのが、 天然ガス車です。 天然ガス車は国内で約2万5千台前後が走っています。 さらに、LPG車に至っては、バスや、トラック、ゴミ収集車など、30万台が活躍しています。


最新のエンジン技術

天然ガスは石油に代わるエネルギーとして期待されています。 組成は、産地や、精製過程によって多少の違いがあありますが、メタンが90%以上を占め、 残りはエタンやプロパンです。 貯蔵・運搬は通常、冷却して液化した状態の液化天然ガスとして行われます。

自動車のような移動用エンジンの燃料として用いる場合、 液化天然ガスの状態では高い断熱性を持つタンクが必要になるため、圧縮天然ガスの形で使用されます。 ただし、この状態では同じエネルギーのガソリンの約4倍の体積となるために1回の充填当たりの航続距離はどうしても短くなるを得ません。 天然ガスは、単位当たり発熱量はガソリンよりも高いのdすが、 気体燃料の特徴として、空気と混合した時に大きな体積を占めるために、 同じ体積の混合気で比較すると発熱量が小さくなります。 つまり出力が低いという欠点があります。 ただし、オクタン価が120〜130と高いので、ノッキングが発生しにくく、 圧縮比を高くすることも可能です。 また、薄い空燃比でも燃焼が可能なため、希薄燃焼方式を採用でき、 熱効率およびNOX対策で有利と見られています。

エンジンの構造

エンジンの構造は、基本的にガソリンと同じです。 燃料供給装置が天然ガスと空気を混ぜる混合器となっています。 天然ガスのみを使用する専用方式の他に、ガソリンと切り替えながら使用するバイフューエル方式もあります。 セレナ 中古